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 火花

 

回転する砥石に色々な鋼を当てると、色々な『形』の火花がでます。

鋼の見た目はみな同じなので、火花の形を見て、鋼の材質を判別し

ます。例えば、冷間金型鋼の場合、SKSとSKDに大別されます。

 

まず、SKSはタングステンWが入っているため、火花の先に『バナ

ナ』が見られます。このWは、炭素Cの演出『ヒヨコ足』を阻止しま

す。従ってSKSの場合、炭素鋼の様な派手さは、さほど無いです。

 

次に、クロム合金のSKDは、炭素C・クロムCr・マンガンMnが

一段と増える為、火花が派手です。先端に『タンポポ綿毛』『肺胞の

毛細血管』が出現します。また、モリブデンMoの演出で先端に『槍

先』も出現します。火花の全長は、SKSに比べて、短いです。

 

ちなみに、DC53の場合、地味に『槍先』ぐらいしか見れません。

これは、Cの派手な演出を阻止する合金元素が、多めに入っているか

らでしょう。

 

                  

 

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